テレビでやっていた「ざんねんないきもの事典」を見ていたときのこと。
たまたま出てきた「ユノハナガニ」を見て、魚好きな息子がひとこと。

これ、深海のカニだね。熱い水が出るところに住んでるんだよ
え?本当に?
そう思って一緒に図鑑を開いてみたら……。
この記事では、そんな何気ない会話から始まった体験を通じて思う、
- MOVE図鑑「深海の生き物」を買ってよかった理由
- 図鑑が生きた知識になる瞬間
について書いています。
- 深海の生き物に興味がある子どもがいる
- 図鑑を買ったけど、どう使えばいいか迷っている
- 絵本やテレビの知識を図鑑とつなげてあげたい
- 図鑑を使っているリアルな体験談が知りたい
図鑑の中で、知識が一気につながる

慣れた手つきで索引をめくる息子。

ユ…あった、ユノハナガニ。
図鑑を開くと、そこには地熱によって温められた熱い水が噴き出す「熱水噴出域」 という場所の説明がありました。
ユノハナガニは、その熱水域に生息するバクテリアが作るマットを食べて生きているカニ。
ただ、熱水のそばに住んでいても高温な熱水に触れるとやけどをしてしまうこともある、という少し意外な一面も書かれていました。

また、テレビで見たイラストには、熱水のゆらめきや、サツマハオリムシなどの深海生物が描かれていたのですが、図鑑にもまったく同じような構図のイラストが載っていて、思わず納得。
図鑑の中のイメージが頭の中の引き出しに入っていたんだな、と気づかされました。
絵本と図鑑がリンクした、もうひとつの瞬間

この「知識の引き出し」が開いた瞬間は、別の日にもありました。
絵本『クジラがしんだら』を読んだ日のことです。
読み終わったあと、息子が言いました。

これ、図鑑にも同じページがあるよ
そう言って持ってきたのが、図鑑MOVE『深海の生き物』。
ページをめくると、そこにはクジラの死骸を中心に生き物たちが集まる「鯨骨生物群集」 の解説が。
絵本にも簡単な説明はありました。
しかし息子にとっては、やはり慣れ親しんだ図鑑の方が理解しやすいようで、絵本と図鑑を行ったり来たりしながら、深海の世界を楽しんでいました。
絵本で想像し、図鑑で確かめる。
その往復が、とても自然に起きていたのが印象的でした。
親の私が「へぇ…」となった生き物
このとき、私自身が気になったのが「ヌタウナギ」。
MOVE図鑑『魚』にも載っていて存在は知っていましたが、クジラの死骸を食べる生き物だということは、このとき初めて知りました。
正直、少し衝撃的でしたが、
「深海ではこうやって命が巡っていくんだ」
ということを、大人の私も一緒に学ぶ時間になりました。
図鑑があることで生まれる、日常の変化

こうして振り返ってみると、図鑑で知った知識が、絵本やテレビと結びついて「生きた知識」になる瞬間が、少しずつ増えていると感じます。
買ってからまだ日が浅いですが、
「ユノハナガニ」や「クジラがしんだら」とのつながりを体験して、
と心から思える一冊です。
深海は遠いけれど、想像はここから広がる

謎の多い深海の世界。
深海生物は飼育が難しいそうで、水族館でもなかなか出会えません。
だからこそ、深海の世界を知るための身近な手段として、図鑑の存在はとても大きいと感じました。
でも、図鑑を見れば見るほど思うのは、
「やっぱり本物に会ってみたい」という気持ち。
図鑑を繰り返し読むうちに
そんな会話も自然に生まれました。
そのときに、
「あ、これ図鑑で見たやつじゃん!」
そんな親子の会話が広がるのを、今から楽しみにしています。
さいごに
図鑑を買ったからといって、毎日その話題が出るわけではありません。
テレビや他の遊びに夢中になる日もあるし、魚の話が出てこない日もあります。
でも、ふとした瞬間に
「あ、これ図鑑で見たやつだ」
と引き出しが開くことがある。
ユノハナガニも、クジラがしんだらの世界も、そんな一瞬でした。
MOVE図鑑「深海の生き物」は、今すぐ何かを教え込むための本ではなく、あとから世界とつながるための引き出しを増やしてくれる図鑑だと感じています。
いつか水族館で深海の生き物に出会ったとき、
「これ、図鑑で見たね」
そんな会話がまた生まれるのが楽しみです。
