【レビュー】『サメすご図鑑』はサメ好きキッズの宝物!水族館がもっと楽しくなる1冊

絵本・図鑑

サメ好きな子どもに、もっと夢中になれる図鑑を探している方にぜひおすすめしたいのが『サメすご図鑑』です。

我が家では大洗アクアワールドに行くタイミングで購入したのですが、結論から言うと 「サメが好きなら絶対に持っておいて損はない1冊」 でした。

この記事はこんな人におすすめ
  • サメを詳しく知りたい
  • 水族館をもっと楽しみたい
  • 入門図鑑から次の1冊を探している

サメの「絵本」はこちらがおすすめ

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魚好きの長男との日々をきっかけに、海の生き物の世界に夢中に。水族館レポや絵本・図鑑の紹介、子どもと楽しめる工作アイデアなどを発信しています。6・4・2歳を育てる3児のママです。

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『サメすご図鑑』ってどんな本?

サメすご図鑑は、「沖縄美ら海水族館」が執筆協力して作られたサメに特化した図鑑です!

定価
1,540円

サイズ感
四六判の単行本サイズ。持ち歩きにちょうどいい大きさですが、180度開かないのでページを押さえながら読む必要があります。

4歳の息子は問題なく使えています!

掲載数
80種類以上のサメを紹介。数種類を1ページにまとめて、ではなく、1種類ずつ詳しく説明があるので読み応えがあります。

大洗アクアワールドの飼育種類(約60種類)をほぼ網羅しており、水族館に持って行っても役立ちました!

文字
すべてフリガナつき。未就学児でも写真を見ながら楽しめ、文字に興味を持ち始めた子にも安心です。

4歳の子どもの反応

図鑑が届いたのは大洗アクアワールドに行く前日。箱を開けた瞬間、魚大好きな息子は目を輝かせて

サメだ!!!

と大喜び。

その日からまるで宝物のように手放さず、寝る直前まで眺め、翌朝も一番に手に取るほど夢中になりました。

普段は片付けが苦手で本もおもちゃも散らかしっぱなしなのに、この図鑑だけは自分から大切にしまっています。

「これは特別なんだな」と感じさせるほどの熱中ぶりです。

大洗アクアワールドへ行く際の車でも

酔うからやめて〜!

と止める親の声も聞かず、食い入るようにページをめくっていました。

細かい文字まで読めなくても、豊富な写真を見ながら

「赤ちゃんのときはこんな形?」
「こうやってご飯食べるんだね」

と想像力を膨らませている姿も見られました。

本当にサメが好きなんだなと感心してしまいます。

おすすめの使い方

『サメすご図鑑』の真価を感じたのは、水族館での体験と結びついた瞬間でした。

水族館に行く前にこの図鑑を読んでいたおかげで、息子は展示の前で

このサメは深海に住んでるんだよ

と、自分の言葉で解説してくれるようになりました。

逆に、水族館で見たものを帰宅後に図鑑で振り返る楽しみも。

大洗アクアワールドで見たウバザメの鰓耙(さいは)は、現地ではじっくり観察できなかったのですが、帰宅して図鑑を開いた息子が

これ今日見たやつだね!

と発見。

図鑑と実体験がつながった瞬間、知識が本物の学びになることを実感しました。
「読む→見る→また読む」

というサイクルで、サメへの理解がどんどん深まっていきます。

他の図鑑との違い

我が家では小学館の『MOVE魚』図鑑も愛用しています。

MOVEはサメだけでなく魚全体を広くカバーでき、DVDもついていて低年齢でも楽しめる“入門編”として最高です。

ただ、普通の魚図鑑だとサメのページは数行の説明で終わってしまうことも多いんですよね。

サメのことがもっと知りたいのに…

一方で『サメすご図鑑』は、1種類のサメにつき1〜2ページを使って詳しく解説。

他の図鑑ではほとんど見られない体内の写真やCT画像、研究データまで載っていて、サメだけに特化した専門図鑑という立ち位置です。

ホオジロザメの赤ちゃんは子宮内のミルクで育つなんて話もあって、大人でも興味深い内容です。

サメに強い興味を持ち始めた子にとって、まさに「2冊目の図鑑」としてぴったりだと感じました。

親目線で良かったこと

親として特に良かったのは、子どもの「好き」を一緒に共有できたことです。

これまで水族館で「サメだね」とただ眺めていた展示が、この図鑑を読んでからは
「このサメは深海に住むから暗い水槽なんだね」
「このサメの歯はこうやって並んでいるんだね」
と、親子の会話が変わりました。

大人でも知らないことばかりが載っていて、読んでいて本当に面白い。

子どもの「好き」をさらに広げ、家族の会話まで増やしてくれる一冊でした。

まとめ

『サメすご図鑑』は、サメ好きの子どもにとって宝物になること間違いなしの図鑑です。

  • サメを詳しく知りたい
  • 水族館をもっと楽しみたい
  • 入門図鑑から次の1冊を探している

そんな方はぜひ読んでみてほしいと思います!

特に美ら海水族館や大洗アクアワールドなど、サメが有名な水族館に行くなら必携の1冊です。

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