サメ好きな子どもに、もっと夢中になれる図鑑を探している方にぜひおすすめしたいのが『サメすご図鑑』です。
我が家では大洗アクアワールドに行くタイミングで購入したのですが、結論から言うと 「サメが好きなら絶対に持っておいて損はない1冊」 でした。
📖 子どもの反応:宝物のように手放さない
図鑑が届いたのは大洗に行く前日。箱を開けた瞬間、魚大好きな息子は目を輝かせて「サメだ!」と大喜び。
その日からまるで宝物のように手放さず、寝る直前まで眺め、翌朝も一番に手に取るほど夢中になりました。
普段は片付けが苦手で本もおもちゃも散らかしっぱなしなのに、この図鑑だけは自分から大切にしまっています。
「これは特別なんだな」と感じさせるほどの熱中ぶりです。
車での移動中も酔うからやめて〜!と止める親の声も聞かず、食い入るようにページをめくっていました。
文字が読めなくても、豊富な写真を見ながら「赤ちゃんのときはこんな形?」「こうやってご飯食べるんだね」と想像力を膨らませている姿に感動しました。
📝 実用情報
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定価:1,540円
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サイズ感:四六判の単行本サイズ。持ち歩きにちょうどいい大きさですが、180度開かないのでページを押さえながら読む必要があります。ただ4歳の息子は問題なく使えています。
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掲載数:80種類以上のサメを紹介。大洗アクアワールドの飼育種類(約60種類)をほぼ網羅しており、水族館に持って行っても役立ちます。
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文字:すべてフリガナつき。未就学児でも写真を見ながら楽しめ、文字に興味を持ち始めた子にも安心です。
🦈 おすすめの使い方:水族館とセットで楽しむ
『サメすご図鑑』の真価を感じたのは、水族館での体験と結びついた瞬間でした。
水族館に行く前にこの図鑑を読んでいたおかげで、息子は展示の前で
「このサメは深海に住んでるんだよ」
「〇〇サメは中層域だから、この水槽にいるんだね」
と、自分の言葉で解説してくれるようになりました。
逆に、水族館で見たものを帰宅後に図鑑で振り返る楽しみも。
大洗で見たウバザメの鰓耙(さいは)は、現地ではじっくり観察できなかったのですが、帰宅して図鑑を開いた息子が「これだね!」と発見。
図鑑と実体験がつながった瞬間、知識が本物の学びになることを実感しました。
「読む→見る→また読む」というサイクルで、サメへの理解がどんどん深まっていきます。
📚 他図鑑との違い
我が家では小学館の『MOVE魚』図鑑も愛用しています。MOVEは全体を広くカバーでき、DVDもついていて低年齢でも楽しめる“入門編”として最高です。
ただ、サメのページは数行の説明で終わってしまうことも多いんですよね。
一方で『サメすご図鑑』は、1種類のサメにつき1〜2ページを使って詳しく解説。
他の図鑑ではほとんど見られない体内の写真やCT画像、研究データまで載っていて、サメだけに特化した専門図鑑という立ち位置です。
サメに強い興味を持ち始めた子にとって、まさに「2冊目の図鑑」としてぴったりだと感じました。
👩👦 親目線で良かったこと
親として特に良かったのは、子どもの「好き」を一緒に共有できたことです。
これまで水族館で「サメだね」とただ眺めていた展示が、この図鑑を読んでからは
「このサメは夜行性だから暗い水槽なんだね」
「このサメの歯はこうやって並んでいるんだね」
と、親子の会話に変わりました。
大人でも知らないことばかりが載っていて、読んでいて本当に面白い。
子どもの「好き」をさらに広げ、家族の会話まで増やしてくれる一冊でした。
✅ まとめ:サメ好きキッズにマストバイの1冊
『サメすご図鑑』は、サメ好きの子どもにとって宝物になること間違いなしの図鑑です。
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サメを詳しく知りたい
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水族館をもっと楽しみたい
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MOVEなどの入門図鑑から次の1冊を探している
そんな方におすすめします。
特に美ら海水族館や大洗アクアワールドなど、サメが有名な水族館に行くなら必携の1冊です。