【サメ絵本まとめ】魚好きの子どもが夢中になったおすすめ5冊を紹介

絵本・図鑑

サメって、同じサメでも種類や大きさ、見た目もぜんぜん違っていて、知れば知るほど奥が深い生きものですよね。

うちの4歳の魚大好きな息子もサメが大好きで、毎日のように図鑑を眺めたり、水族館で見つけては大興奮しています。

今回はそんなサメ好きキッズにぴったりの、サメがテーマの絵本5冊をまとめました。

この記事はこんな人におすすめ
  • サメが大好きな子どもがいる方
  • 図鑑以外の本でサメに触れたい方
  • 水族館に行く前に予習したい親子
  • 反応が良かった絵本を知りたい方

どの絵本もそれぞれ違った魅力があって、リアルな写真で学べるものから、想像力を広げるストーリー絵本までさまざま。

実際に読んだときの子どもたちの反応も合わせて紹介します。

osakana_kids.info

魚好きの長男との日々をきっかけに、海の生き物の世界に夢中に。水族館レポや絵本・図鑑の紹介、子どもと楽しめる工作アイデアなどを発信しています。6・4・2歳を育てる3児のママです。

osakana_kids.infoをフォローする

今回選んだ絵本

サメが好きな子どもにぴったりの絵本を、図書館で5冊借りて実際に読んでみました。

  • サメだいすきすいぞくかん
  • ジンベエザメのはこびかた
  • コバンザメのぼうけん
  • オレはサメ
  • じんべいざめ
どの本も個性があって、年齢や興味によって反応が違うのが面白かったです。

今回は、海の生き物大好きな4歳長男を筆頭に6歳の姉、2歳の弟の反応をもとに、おすすめ度つきで紹介します。

サメだいすきすいぞくかん

サメだいすきすいぞくかん5.0

お話というより、イラスト図鑑のような絵本。
たくさんのサメが登場し、ページをめくるたびに「わぁ〜!」と大歓声!普段は魚にあまり興味を示さない娘まで夢中でした。

サメの種類による歯や眼の違い、シュモクザメの持つ「ロレンチーニびん※」、サメの泳ぎ方など子どもにも分かりやすいように解説されています。

「ロレンチーニびん」とは、シュモクザメの頭についている微弱な電気を感じ取れる器官です。
読んだ後は子どもの口から

アカシュモクザメにはロレンチーニびんがあるんだよ!

なんて言葉が飛び出すように!本の内容がしっかり頭に入っているようでした。

真ん中の見開きページでは、何種類ものサメがずらり!
魚が大好きな長男は「サメすご図鑑」を持ってきて、探し絵のように照らし合わせながら楽しんでいました。

\サメすご図鑑の詳細はこちら/

借りてから毎日読むほどお気に入りで、5冊の中で圧倒的に人気No.1。

ジンベエザメのはこびかた

ジンベエザメのはこびかた4.0

写真絵本タイプで、高知の海でたまたま捕れたジンベエザメが大阪の海遊館まで運ばれる過程を描いた本です。

実際の写真が使われ、運ぶのに必要な道具やどんな人々が関わっているか。運ぶまでのタイムスケジュールと合わせて紹介されています。

大人が読んでも「へぇ〜!」と驚く内容でした。

リアルな写真が印象的で、子どもたちも「これ本物?」と釘付けに。

長男は「ジンベエザメに会いに行きたい!」と言うほどハマっていて、ジンベエサメファンにはおすすめの1冊です。

コバンザメのぼうけん

コバンザメのぼうけん4.0

クジラといつも一緒にいるコバンザメが「せけんを知るために」ひとりで旅に出るお話。

タツノオトシゴ、アンコウ、アオブダイ、マンボウなどちょっとマニアックな魚たちが登場します。少し長めの文章ですが、魚好きの子どもなら最後まで飽きずに楽しめます。

読みながら、

マンボウの周りの魚はきっとハーフムーンだ!

アオブダイは寝るときネバネバのベッドを作るんだよね!

と図鑑で得た知識とリンクして大盛り上がりでした。

マニアックな魚たちがたくさん登場する、魚好きキッズを刺激する1冊。
タコがサンゴに擬態していたり、マグロとトビウオが速く泳いでいたり——魚の生態にも自然と触れられます。

エビクラゲなんてマニアックな生き物も出てくるよ!

図鑑のように学びがありながら、物語としての世界観もしっかり。

コバンザメと一緒に海の中を旅しているようなワクワク感があって、
「この魚知ってる!」
「次はどんな生き物が出てくるかな?」
子どもたちの想像と知識を同時に広げてくれる絵本です。

魚が好きな子はもちろん、図鑑だけでは物足りない子にもおすすめ。
“生き物の世界を物語で楽しむ”入口としてぴったりの1冊です。

オレはサメ

オレはサメ3.0

人気者のイルカに憧れて、サメが自分も人気者になろうと奮闘するお話。

シンプルでテンポがよく、3〜4歳でも最後まで読めるボリューム感。「サメ=怖い」だけじゃない、ちょっと笑えるサメのキャラクターが可愛い一冊です。

大人が読むとクスッと笑えるちょっとシュールな絵本ですが、図鑑派の長男には少し物足りなかった様子。

“魚を知る”というより、“サメを主人公にしたお話を楽しむ”タイプの絵本です。

まだ図鑑は難しいけれど、サメに興味を持ち始めた小さな子の読み聞かせにはぴったり。サメに親しむきっかけとしておすすめです。

じんべいざめ

じんべえざめ1.0

詩のような文章でリズムがあり、ゆったりとした海の世界を感じられる絵本。

我が家の子どもたちは少しピンと来なかったようで、何度か読んでも反応は薄めでした。

言葉の表現が抽象的で、ストーリーよりも“雰囲気”を楽しむタイプの絵本なので、年中〜小学生くらいで想像力が育ってきた子に合いそうです。

静かな海の世界観を味わいたい子や、詩的な絵本が好きな親子にはおすすめです。

まとめ

どれもそれぞれの良さがあるけれど、いちばんのおすすめはやっぱり【サメだいすきすいぞくかん】購入して手元においておいてもいいかなというほどでした。

情報量だけでなくイラストが多いので、文字がまだ読めない子どもでも楽しめるし、図鑑との相性もばっちりです◎

おすすめ度まとめ

タイトル おすすめ度 タイプ 特徴
サメだいすきすいぞくかん 5.0 イラスト図鑑 全員のお気に入り!探し絵にも◎
ジンベエザメのはこびかた 4.0 写真絵本 リアルな写真で興味を引く
コバンザメのぼうけん 4.0 ストーリー 図鑑知識とリンクして楽しめる
オレはサメ 3.0 ストーリー 低年齢でも読めるテンポの良さ
じんべいざめ 1.0 詩的な絵本 抽象的で反応薄め

さいごに

図書館でいろんなサメ絵本を読むうちに、「サメってこんなに種類があるんだ!」と親の私も発見がいっぱい。

水族館に行く前に読むと、子どもたちの反応が全然違います。
おうち英語や知育にもつながるサメ絵本、ぜひ読んでみてください。

タイトルとURLをコピーしました