【葛西臨海水族園レポ】3人子連れで行って分かった!見どころ・混雑・子連れの楽しみ方

水族館レポ

子どもたちに「また行きたい!」と言われて、葛西臨海水族園へ行ってきました。

これまで何度か訪れていて、都内ではいちばん身近で親しみのある水族館です。

今回選んだ理由は、
大人700円・子ども無料という手頃さ
駅から近くて電車で行きやすいアクセスの良さ

そして何より、子どもたちが「もう一度行きたい」と言っていたから。

この記事はこんな人におすすめ
  • 小さな子どもを連れて水族館に行きたい
  • ワンオペでも楽しめるお出かけ先を探している
  • なるべくお金をかけずに親子で楽しみたい
  • 実際に行った人のリアルな体験談を読みたい

安くて行きやすくて、展示も本格的。

そんな“コスパ最強の都内水族館”を、今回は3人子連れワンオペで巡ったリアルな体験とともにレポートします。

osakana_kids.info

魚好きの長男との日々をきっかけに、海の生き物の世界に夢中に。水族館レポや絵本・図鑑の紹介、子どもと楽しめる工作アイデアなどを発信しています。6・4・2歳を育てる3児のママです。

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基本情報とアクセス

葛西臨海水族園は、都内でも数少ないコスパ最強の水族館。

なんと「大人700円・小学生以下無料」で入れるんです!

チケット料金

区分 料金
一般 700円
65歳以上 350円
中学生 250円
2025年10月時点での料金です。

そしてコスパの良さに加えて、駅から徒歩5分とアクセス抜群なのも魅力です。

今回は埼玉から電車で向かいましたが、道もわかりやすく、2歳の次男の足でも15分ほどでのんびり歩けました。

ちなみに車で行く場合は「葛西臨海公園駐車場」が便利。水族館まで徒歩5分ほどの距離です。

料金は1時間400円、その後30分ごとに200円/平日最大1,600円(土日祝最大料金なし)

土日は最大料金がないので、電車のほうがコスパが良いと感じました。

混雑状況

訪れたのは10月中旬の月曜日、12時ごろ。

運動会の振替休日だったよ

午前中は小学生の遠足があったようで混雑していましたが、午後は3人子連れでも見失うことなくスムーズに見て回れました。

混雑を避けたい方は、公式サイトの「混雑予想カレンダー」を見てから行くのがおすすめです。

この日は午前中「たいへん混雑」、午後が「やや混雑」のマークでした。

子どもたちが夢中になった展示

おさかな大好きな4歳の長男、6歳の長女、2歳の次男の3人が夢中になった展示をご紹介します。

クロマグロの水槽

葛西臨海水族園といえばクロマグロ

行く前からクロマグロを楽しみにしていた長男は、水族館に着くなり「クロマグロはどこ?」とずんずん進んでいきました。

クロマグロは順路通りに進めと中盤ほどにあるので、「ついに見つけた!」と長男のテンションが最高潮に!

巨大なクロマグロが群れで泳ぐ姿は、まさに圧巻でした。

いつも食べてるマグロはこんなに大きいんだね

日常とつながる学びにもなったようです。

ペンギンゾーン

個人的に一番の見どころだったのは、ペンギンゾーン!

国内最大級らしいです!

屋外の展示で、フンボルトペンギン・オウサマペンギン・ミナミイワトビペンギン・フェアリーペンギンの4種類のペンギンを見ることができました。

「あのペンギンはオウサマペンギンだね」
「こっちはイワトビペンギンかな」
なんて会話も弾みます。

上から見るのも楽しいですが、ぜひ行ってほしいのは階段下の展示スペース!たくさんのペンギンが泳ぐ姿は迫力満点!

おすすめの撮影スポットです

ペンギンの展示は次男が大興奮で、柵にしがみついて離れないほど気に入っていました。

こんなにたくさんのペンギンが泳ぐ姿、なかなか見られないよ

しおだまり(タッチプール)

ペンギンの展示エリアのとなりには、カニやヤドカリ、ウニなどに触れられる体験コーナーがありました。

ドキドキしながらカニに触ってみたり、ウニはちょっと怖くて触れなかったり。「見る」だけ味わえない、貴重な経験でした。

「触れる体験」は驚きや発見があり、子どもにぜひさせたい経験ですよね。

触らずに観察だけのコーナーもあり、そこにはゴンズイが。

“ゴンズイ玉”のゴンズイだ!

お気に入りの図鑑MOVEの付属DVDで覚えた魚を発見して大喜び。図鑑と現実がリンクした瞬間でした。

大水槽にいたシノノメサカタザメ

大水槽にはシノノメサカタザメというエイの仲間がいました。

エイのような形にサメのような背びれを持ち、サメとエイが混ざったような見た目の生き物です。

そんなシノノメサカタザメを見た長男は、

カスザメだ!

と一言。

「カスザメ?」調べてみるとたしかに形が似ていて、体は平たく胸びれが大きくエイのよう。

・シノノメサカタザメ=サメに似たエイ
・カスザメ=エイに似たサメ
とどちらも似た生き物のようです。

間違ってはいましたが、カスザメなんてマイナーなサメの名前を知っていた息子の記憶力と観察力には驚かされました。

ヘコアユのいた水槽

図鑑で見て知っていた「ヘコアユ」。でも実際に見ると、体を縦にしてゆらゆら泳ぐ姿にびっくり!

長男も

ほんとにこうやって泳ぐんだ!

と目を丸くしていました。

写真だけじゃ伝わらない「生きてる姿」を見たことで、図鑑の知識が本当の理解に変わった瞬間でした。

親目線で感じたポイント

  • 展示の高さ
    展示の高さが低めなので2歳の次男でも一人で見ることができました。抱っこしなくて済むので子連れには助かりました。

  • 規模がちょうどよい
    比較的こじんまりとした水族館なので、未就学児の子どもには自分の足で回れてちょうどよい規模感だったと思います。ただ小学生くらいの子どもや、旅行や気合いの入ったイベントとして訪れるには少し物足りないかもしれません。

  • お弁当の持ち込みOK
    今回は屋外のベンチで食べましたが、レストラン内に持ち込みスペースがあるそうです。他にも水族館の外ですが、お土産屋さんの隣にレストハウスがあり屋根付きスペースで食事を楽しめます。

  • イルカショーなどはない
    葛西臨海水族園にはイルカはいません。ショーの時間にしばられることがないので自由に回れる反面、派手さを求める人にはやや物足りないかもしれません。

  • ベビーカーの貸し出しなし
    ベビーカーの貸出はありませんでした。あったとしても興奮して乗ってくれなかったと思います。2歳の次男は全部自分の足で歩いて回れたので、なくても大丈夫だったなと感じます。

ベビーカーが必要な場合は、葛西臨海公園駅に有料のレンタルベビーカーもあったので、検討してみて良いかもしれません。

まとめ

葛西臨海水族園は、安く・近く・しっかり楽しめる都内最強の水族館

子どもたちにとっては「図鑑で見た魚に出会える」貴重な体験になりました。

規模もほどよく、ワンオペでも無理なく回れる。雨の日のおでかけや、電車で行けるプチ旅行にもぴったりなスポットです。

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